結婚指輪は長い人生で多くの時間身に着けることになるので、デザインに飽きがこないアンティーク調を選ぶ人が少なくありません。そこで、アンティーク調の結婚指輪はなぜ人気となっているのか、理由を詳しく解説します。
目次
アンティーク調の結婚指輪はアンティークではなくデザインが伝統的という意味
アンティーク調の結婚指輪が流行していることは、ブライダル関連の雑誌を見比べれば特集が組まれていることからすぐに分かります。ポイントとなるのは、アンティークそのものではなく、アンティーク調の結婚指輪に流行りがあることです。アンティークとは、100年以上前に製造された由緒正しく受け継がれているものとなりますが、伝統を感じられるメリットの反面として受け継ぐ側にとっては重責を感じてしまうデメリットがあります。そこで、本物のアンティークではなくデザインが昔ながらの伝統的なものという意味で、アンティーク調の結婚指輪が人気となっているわけです。つまり、新たに発注してアンティーク調の結婚指輪を選ぶことに流行りがあるわけであって、本物のアンティーク指輪を結婚指輪としているわけではありません。
アンティーク調の加工とデザインを4種類チェックしよう
アンティーク調の指輪として人気がある加工方法とデザインは、主に4種類が有名です。それぞれの特徴をチェックしておけば、どのデザインを採用するか判断しやすくなります。
ミルグレイン
結婚指輪の中心に線を描くように小さな丸を並べたデザインです。千の粒とも呼ばれていて、子孫繁栄や長寿といった願いが込められています。アンティーク調仕上げの中でも職人が手作業で1つ1つ小さな丸い粒を打ち込むことにより、世界で唯一つの指輪に仕上げるわけです。
ハンマー仕上げ
結婚指輪表面にハンマーで打ち込んだような模様をつける仕上げ方法です。手作り感と温かみを出すことができて、既製品とは一線を画する仕上げとなります。職人により加工方法に違いがあり、マット仕上げやヘアライン仕上げと併用することで、様々なバリエーションのデザインを得られるメリットが大きいです。
ヘアライン仕上げ
一定方向に細かいキズをつけることにより、結婚指輪の表面につや消し加工を行うデザインです。指輪に上品な輝きを残しつつ落ち着いた雰囲気となるので、カジュアルな結婚指輪として仕上げたいという希望時に重宝します。
マット仕上げ
ヘアライン仕上げよりも更に光沢を抑えたつや消し加工方法です。結婚指輪表面を加工する際に、様々な方向へ細かく多数の凹凸を刻むことにより、光の乱反射をもたらして立体感を出します。
アンティーク調の結婚指輪を取り扱うブランドから選ぶ
アンティーク調の結婚指輪を展開しているブランドならば、流行りのデザインを最初から取り揃えているので選びやすいというメリットがあります。RosettEならばイングリッシュガーデンをテーマとしたアンティーク調のデザインで統一されており、イギリスの伝統を感じさせるはずです。一方、guiraを選ぶと「香りが結ぶ 揺るぎなき誓い」というコンセプトに則った華やかさを重視したデザインの結婚指輪を選べます。
また、BAUMやCHER LUVといったブランドならば、1粒ダイヤモンドを活かした伝統的なデザインを得意としています。レディースリングに大粒な宝石をあしらいたいと考えているカップルにとって、アンティークではなくともアンティーク調の結婚指輪を予算内で用意できるメリットが大きいです。結婚指輪をアンティーク調のデザインで選びたいけれども具体的に決まらないならば、アンティーク調の結婚指輪を取り扱うブランド選びを行うことで絞り込みしやすくする方法が有効です。
アンティーク調の結婚指輪は伝統的なデザインで選ぶ
アンティーク調の結婚指輪は、アンティークほど高額にならないにも関わらず伝統的なデザインで予算内の結婚指輪を用意できるメリットが大きいです。時間が経過してもデザインの流行に左右されないので、長く続く結婚生活で結婚指輪が邪魔になることはありません。