婚約指輪をプレゼントするには、いろいろなシチュエーションが考えられます。婚約をしてから二人で一緒にゆっくりと選ぶこともできますし、男性が選ぶにしても彼女の好みなどを聞いてから選ぶこともあります。しかし、やはりサプライズでプロポーズをする時に、一緒に指輪を贈りたいという思いを持つ人は多いものです。そんな時に困るのが、彼女のサイズです。指輪のサイズは直しができるとはいえ、やはり最初からぴったりのものをあげるのがベストです。どのように彼女の指のサイズを測れるのか、いくつかの方法を知ってチャレンジしてみましょう。

指輪サイズの基本から知ろう!

まずは、指輪のサイズの基本について知っておくと良いです。指輪のサイズは号数で測り、「6号」とか「14号」もしくは「#6」とか「#14」といった表示がなされています。これは世界共通のサイズ規格となっていますので、どのお店に行っても同じ号数でサイズを伝えれば問題ありません。

指輪のサイズというのは指の太さによって測られ、号数が大きくなればそれだけ指が太くなることを指します。当然のことですが、同じ人でも指によって太さが異なりますので、どの指に指輪をするかによって違う号数のものを選ばないといけません。そのため、婚約指輪は薬指にはめますので、薬指の号数を調べる必要があります。そして、注意したい点として、人によって右手と左手の指で太さが違うことがあるのを覚えておきましょう。生活習慣や趣味、仕事などによって左右の違いが出やすい人もいますので、調べる時には必ず左手の薬指のサイズを見ないといけません。

こうした点を踏まえて、女性の平均的な左薬指のサイズは6号から9号となっていることを覚えておきましょう。全体的な傾向として、身長が高く体重がある人ほどサイズも大きくなりますので、その関係性を知っておくと便利です。

具体的なサイズを調べる方法

といっても、やはり実際に彼女のサイズを測らないと、ぴったり合う指輪をプレゼントすることはできません。サプライズで贈りたいのであれば、彼女に直接聞くことはできませんので、こっそりと調べる必要があります。その方法として一番簡単なのは、彼女が持っている指輪で薬指に着けているものがあれば、それを測るというものです。指輪を売っているショップでは、指輪のサンプルのようなものがあって号数を簡単にチェックできます。そこで、彼女の指輪の内寸を紙に書き写して、それをそのままショップに持って行って測ってもらうことができます。

また、一緒に買い物をした時に、いろいろな指輪をはめてもらってそこでサイズを測るというのも一つの方法です。店員さんにサイズ計測用のリングをお願いして、試すとすぐに号数が判明します。他にも、彼女の親しい友だちに協力してもらうという手もあります。女性同士であれば指輪のサイズの話になることもありますので、上手に聞き出してから教えてもらうのです。ただし、これらの方法は上手にやらないと、彼女に感づかれてしまうこともあります。なんとなく雰囲気を察する人も多いので、サプライズのためには慎重にしましょう。

指輪のサイズを計測できるスマホアプリも出ています。アプリで写真を撮ることで、自動的に号数を計測してくれます。こっそりと調べることができる便利なものですが、写真の撮り方によって差が出ることもありますので、自分の指で試してみるなどして正しいサイズが出るかどうかをチェックしてからの方が良いでしょう。

他にも、寝ているタイミングでこっそりと測ってみるというのもありです。もちろん、指輪をはめるとその感覚で起こしてしまうことがありますので、紐などを使って優しく気づかれないように太さをチェックしましょう。

サプライズする時の注意

こうして調べた婚約指輪を、いよいよプロポーズの時にプレゼントすることになります。しかし、実際にはめてみたらサイズがいまいち合わないということも、あり得る話です。指輪はどうしてもデザインや、着ける指の位置などによって微妙にサイズの感覚の違いが出るものです。もし、サイズが合わないということになっても、慌てたり落ち込んだりしないように注意しましょう。もしかしたら合わないかも、というくらいの気持ちでサプライズした方がどっしりと落ち着いて構えていられます。

というのも、ショップでサイズ直しをすることができることが多いからです。それを事前に確認しておけば安心です。アフターサービスとして無料でしてくれることもありますので、きちんと調べておくべきです。

このように、婚約指輪をサプライズでプレゼントする時には、彼女のサイズをいかにして測るのかということが重要なポイントとなってきます。どの方法を採るにしても、焦らずに慎重に行います。意外とこうした行動は女性に察知されやすいものですので、さりげなくできるようにしたいものです。そして、万が一合っていなくても大丈夫なように、サイズ直しができるかも確認しておくことに注意しましょう。