二人の愛の誓いとして身につける結婚指輪ですが、今後、結婚生活が続く限り身につけていくものですから、なるべく後悔しないようによいものを選びたいところです。そこで、指輪の選び方として、後悔しないためのポイントを押さえておきましょう。

目次

結婚指輪のデザインの選び方

結婚指輪は今後長くつけていくものですので、お互い納得できる好みのデザインを選びます。それは当然ですが、注意したいのは、今の時点での好みだけで簡単に決めてしまわないことです。年齢を重ねても違和感のないデザインを選びましょう。

結婚指輪は二人の絆を確かめ合うためのものですので、一般的にはデザインを統一するカップルが多いです。ただ、まったく同じデザインでは、男女の違いや二人の好みの差もあるのでどちらかが無理することになってしまうかもしれません。そういう場合は、まったく同じデザインではなく、そのイメージやコンセプトが共通のものを選ぶと良いでしょう。

指輪には大きく分けると、ストレートとウェーブという2種類のデザインがあります。ストレートとは、その名の通り指輪の曲線がまっすぐストレートにデザインされたスタイルです。シンプルなデザインで、性別や年齢を問わずつけやすいので、迷った時にはこれを選んでおけば無難でしょう。

個性を出したいのであれば、S字やU字などの曲線を描くウェーブのデザインがおすすめです。ウェーブの指輪だと指が長く見えるため、指が短い人にとって指をスラリと見せる効果があります。

結婚指輪の価格

結婚指輪を購入したカップルにアンケートを取ると、最も多い価格帯は10万円から20万円です。迷った時は、この価格帯で選べば間違いはないでしょう。

ただし、結婚指環にいくら費やすかはカップルごとの価値観によってもちろん違います。10万円未満でも満足というカップルもあれば、100万円以上の高級な指輪を日常的に身につけるカップルもいるぐらいです。

大切なのは、二人にとって納得できる価格の指輪です。せっかくの結婚指輪ですのであまりケチケチしたくはありませんが、身の丈に合わない高すぎる指輪だとのちのち後悔してしまうこともあります。二人にとってちょうどよい価格帯のものを選びましょう。

結婚指輪の金属の選び方

指輪は素材の違いで大きく印象が変わります。結婚指環の場合、日常的に身につけるものなので、品質にもこだわりたいところです。時間がたつと変色したり表面が剥がれたりするものは避けましょう。

一般的なのはプラチナです。変形や傷に強く。変色もしにくいため。その美しい輝きを長く楽しめます。

プラチナ以外では、ゴールドの指輪を選ぶカップルも多いです。ただ、ゴールドといっても純金の結婚指環はあまりなく、だいたいはホワイトゴールドやイエローゴールドなど別の金属と混ぜ合わせた合金のものが多いです。

ゴールドにシルバーやパラジウムのような金属を混ぜた素材がホワイトゴールドで、色はプラチナに近いのが特徴です。イエローゴールドは、その名の通り黄色味が強いため、いかにもゴールドというゴージャスな印象を与えます。ピンクゴールドはその反対に肌の色と近いため、優しく柔らかなイメージがあります。ただし、ピンクゴールドは素材が硬いため、傷や変形には強いですが、サイズ直しがしにくいことに注意してください。

結婚指輪の幅の選び方

結婚指輪はデザインだけでなく、その幅も大切です。一般的な幅は2.5~3mmぐらいで、それより細いと細め、太いと太めの印象が強くなります。

幅の細い指輪は、指に触れる面積が少ないので軽いつけ心地があるのがメリットでしょう。ただし、細いだけに素材の強度によっては変形しやすくなることに注意しましょう。

逆に、幅の太い指輪は窮屈に感じることがあります。また、指が細い人の場合、指輪の存在感が強すぎてしまうこともあるので注意が必要です。後悔しないためには、実際につけ比べてみるのがよいでしょう。

後悔しない結婚指輪のブランド

二人にとって愛の誓いとなる指輪ですから、なるべく信頼性の高いブランドのものを選びましょう。信頼性の高いブランドの場合、購入時だけでなく、その後のアフターサービスも充実しており、メンテナンスにも対応してくれます。

指輪のブランドの信頼性を見極めるポイントは次の三つです。まず、評判が高いこと。それと、技術力が高いこと。もう一つが、ブランドイメージやコンセプトに一貫性があることです。ブランドで迷った時は、この三つのポイントを兼ね備えているかどうかで選んでみてはいかがでしょうか。

後悔しないよう二人が納得できる結婚指輪を選ぼう

結婚指輪はそのデザインや幅、素材によって大きくイメージが異なります。もちろんつける人の指の形やサイズによってもイメージが変わるので、購入する時は実際に試着してよく比べてみてください。

また、二人とも納得できる指輪であることが大切ですので、男性が女性にプレゼントする場合、なるべくなら実際に試着してもらって、サイズはもちろんデザイン的にもしっくりくるもの選びましょう。