結婚指輪はさまざまな素材やデザインのものがあり、多くの方が迷います。中には、個性的で人と被らない指輪がほしい方もいるでしょう。そんな方におすすめなのが、杢目金の結婚指輪です。そこで今回は、杢目金の概要やメリット・デメリットなどを紹介します。

杢目のような模様が美しい杢目金とは?

杢目金というのは、江戸時代から伝わる金属加工技術によって製造される金属工芸です。異なる種類の金属を層にすることで、杢目のような独特な模様が生み出されます。もともとは、日本刀の装具に用いられる技術でした。数多くの刀が製造されていた時代に発展し、さまざまな地域で職人たちが技術を磨いていたのです。

廃刀令によって刀が姿を消してから、杢目金の技術は一度廃れますが、美しさに魅了された者たちによって再び技術が継承されました。また、日本刀が海外へ流出することによって、国外でも知られるようになりました。今では結婚指輪にも杢目金が採用されており、人気を集めています。そんな杢目金の結婚指輪の特徴は、なんといっても木の温もりを感じるような模様です。

杢目金の結婚指輪の製造方法と相場

製造方法

まずは、銀や銅といった異なる種類の金属を積み重ねます。重ね方や金属の種類によって模様の雰囲気が変わるため、とても重要な工程です。その後バーナーで加熱して接合し、金属同士の境目を馴染ませていきます。接合された金属を叩いて引き延ばしたら、ドリルなどで彫って模様を出していきます。どんな模様の指輪が出来上がるかは、この工程によって決まるのです。再び叩いたりバーナーで熱したりして厚みを整え、丸めて指輪の形にします。中には、杢目金の指輪作りを体験できるお店もあります。

相場

杢目金の結婚指輪の価格は、シンプルな結婚指輪よりもやや高い傾向にあります。複数の金属を使って製造することで手間がかかっているため、その分高価なものが多いです。安くても10万円を超えるものが多いでしょう。ただし、飛び抜けて高いわけではないため安心してください。さまざまなブランドの中から探すことで、予算内の結婚指輪を見つけることが大切です。

杢目金の結婚指輪のメリットとデメリット

メリット

木目金の結婚指輪を選ぶメリットは、個性を出せることです。異なる金属を組み合わせて製造し、彫って模様を出すため、唯一無二のデザインが出来上がります。人とは違う結婚指輪を身につけたい方や、オリジナリティを求める方にはぴったりです。また、1枚の金属を分けて2人分の指輪を製造する場合は、夫婦の指輪をくっつけた時に模様がつながります。結婚指輪を見る度に、夫婦のつながりや絆を再確認できるでしょう。和風な結婚指輪が手に入るというメリットもあります。一般的な婚約指輪はどちらかというと洋風な印象ですが、杢目模様によって和の雰囲気が加わります。普段から和服を身につけることが多い方や、木に関する仕事をしている方に最適です。神前式を挙げる予定がある場合は、白無垢や袴といった衣装に馴染みやすいでしょう。

デメリット

杢目金の結婚指輪のデメリットは、個性的であることです。もちろん、個性的であるという特徴に惹かれて購入する方が多いですが、長く身につけるものなので慎重に考える必要があります。杢目模様が入っているため、良くも悪くも少し目立つことを覚えておきましょう。使用している金属の組み合わせや模様の出方などをよく見て、指に馴染むものを選ぶことが重要です。あまり主張させたくない場合は、ゴールドと銅、シルバーとプラチナといった、似た色の金属で製造された杢目金がおすすめです。

唯一無二のデザインなら杢目金の結婚指輪がおすすめ

杢目金はとても伝統のある金属工芸です。温かみのある杢目金の結婚指輪を身につけることで、歴史や和の心を感じられるでしょう。1つ1つ丁寧に製造されており、人と被らないというメリットもあります。個性的な結婚指輪を探しているなら、ぜひチェックしてみてください。